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キリスト教結婚式の司式における資格について

キリスト教結婚式の司式は
資格のある牧師・宣教師・神父・伝道師に依頼しましょう

現在、国内の多くの式場で外国人がキリスト教結婚式の司式を行っています。しかし果たして、牧師・宣教師・神父・伝道者の資格を持っている外国人司式者はどれほどいるのでしょうか。キリスト教結婚式は「見栄えが良いから」「似合うから」「お客様の要望だから」ということで外国人に司式を依頼していると思いますが、「挙式されるおふたりが牧師の資格の有無に疑問を持たなければ良い」ということで、牧師・宣教師・神父・伝道者でない外国人が司式をしているのが現状であります。

式場によっては派遣会社に依頼されているところもあると思いますが、派遣会社は「司式者としての訓練をしているから」「任命しているから」ということで、資格のある司式者として式場に派遣しているようです。しかし、これらの司式者はキリスト教結婚式の司式者としての資格はありません。

牧師・宣教師・神父・伝道者になるためには、数々の学びと訓練が必要です。即席の訓練で牧師としての資格を与え、その働きをするということは大きな間違いであり、新郎新婦とご家族に対して不誠実だと思います。キリスト者ではない、またはキリスト者であっても教会の礼拝に出席していない人が司式を行っていることは事実です。式場は派遣会社から、その司式者の経歴を十分に把握しておくことが大切だと思います。

結婚式の司式は、キリスト教では牧師・宣教師・神父・伝道師、神道では神主、仏教では僧侶がします。それぞれ正式な資格を持っています。
キリスト教結婚式の司式は正式な資格のある牧師・宣教師・神父・伝道者によって行うことをおすすめいたします。

キリスト教結婚式の司式者として必要なこと

○キリスト者であり礼拝に出席していること
○献身していること(キリスト教神学校を卒業)
○神学校を卒業していない場合でも、キリスト教会を形成していること
○牧師・宣教師・神父・伝道師の資格を持っていること

資格の有無の調べ方について

式場に司式者のプロフィール(卒業した神学校名・所属している教会名)を確認していただければと思います。日本人・外国人司式者が所属している教会を教えていただければ、こちらで調べることもできます。

日本ではほとんどのキリスト教会が日曜日の午前中に礼拝をしていますので、その時間に結婚式場で司式をしている司式者は正式な司式者でないこともあるかもしれません(日曜日の早朝や午後、土曜日、平日に礼拝を行っている教会もあります)。

ある県の式場では、真実と誠意をもって新郎新婦に「牧師は日曜日の午前中に礼拝があるため、午後1時以降からの挙式をすること」を伝えています。このことで信用と質を高め、県内でトップクラスの挙式件数を行っています。その式場は資格のある牧師が毎回司式を行っています。

資格のある司式者を強くおすすめいたします。